ハト吉看病日記

口腔内扁平上皮癌のハト吉の日々

2012年7月16日 (月)

ハト吉の1周忌

 今日はハト吉の1周忌です。

 朝から快晴。

 先週の大雨が想像できないくらい青空が広がっています。

 

 ハト吉が虹の橋に旅立った昨年のこの日も快晴でした。

 たくさんたくさん泣いたけど、ハト吉が「笑顔で見送ってね」と言ってる気がしました。

 

 まだ時々思い出して涙ぐむことはあるけど思ったより私は大丈夫みたい。

 ハト吉は今でも心の中に生きているから

 いつでも会える・・・

 そう思うようにしています。

 ハト吉が闘病中は仕事以外のすべての時間をハト吉のために使いました。

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 遠赤外線治療器、一緒に入ってお昼寝したね。

 ハト吉は呼吸が苦しくなってからもこの治療器に入ると毛布をチューチューして、

 それからいびきをかいて眠ることが出来たね。

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 私はハト吉を起こさないようにそっと抜け出して午後の仕事に行ってたよ。

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 リビングでもよく一緒にお昼寝したね。

 甘えん坊のハト吉はいつも私にべったりだったっけ。 

 病気になってからは日光浴も必要だろうとお散歩もできるようになったね。

 ハト吉は太っててどんくさいと思ってたけど木登りだって出来たんだよね~。

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 落ちるんじゃないかと私は少しハラハラしながら見ていたんだけど・・・。

 病気が進んでからもお外のお散歩は日課になったね。

 元気がない時でも外に出たがってくれるのが嬉しかった。

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 ハト吉には青空が似合う!

 家の近くの市民農園ではずいぶんたくさんの時間を過ごしたね。

 やっぱり土や植物に触れるのは気持ちよかったんだろうな。

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 早朝、昼休み、夕方そして休日・・・ハト吉に付き合って長い時間畑で過ごすのはちょっと大変だったけど、

 それでもハト吉が喜ぶ姿を見るのが嬉しかった。

 本当にたくさんの時間を共に過ごし、たくさんの思い出を一緒に作ることが出来たね。

 そのおかげで私は結構元気にやっていけてるのかな~と今もハト吉に感謝しています。

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 ハト吉、本当にたくさんの贈り物をありがとう!

 

2012年4月17日 (火)

2月は絶好調!!

 2月に入ってからハト吉は嘘みたいに元気になりました。

 ご飯もモリモリ食べて、いつものように甘え、毛布をチューチューしたりしてご機嫌で毎日を過ごしていました。

 日記にも「今日も元気!」以外に書くことがないくらい。

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 温熱療法の影響か、皮膚が少し炎症をおこして痒がっていましたが、
本人的には絶好調でした!!

 日光浴もした方がいいだろうと考えて、リードをつけてお外のお散歩を始めたのもこの頃です。

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 最初は私の方が「逃げたら大変」と怖々でしたが、ハト吉は外の世界をすごく楽しんでいました(^^♪

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  気持ちいいニャ~♪

 

 ついでにワンコも日光浴♪♪

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 外猫のマックンともご対面。

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 マックンが穏やかなのでハト吉も初対面ながら仲良くできました。

いろんな刺激があってやっぱりお外は楽しいんでしょうね^m^

 ハト吉がせがむので天気のいい日はお散歩が日課になりました。

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  ナデナデされるのが大好きだったハト吉。

  かわいい~(*^。^*)

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2012年4月14日 (土)

1月21日~31日

 危機を脱したハトですが、1月中は体調が良かったり悪かったりでした。

 ご飯を食べて呼吸が悪化することはなくなりましたが、食欲がない日もけっこうありました。

 

 21日の日記には、

 1日1日を大切にハト吉が穏やかな気持ちで過ごせることが大事と思った。

 もうジタバタせずハト吉と一緒にがんに向き合おう!

 と書いています。

 

 この時からはの治療は免疫力を高めて癌を大きくしないことが目標になりました。

 癌がなくなれば一番いいですが、ハト吉の場合外科で完全に取りきれなかったので、

 癌がこれ以上大きくならず共存できればいいという考えに切り替えました。

 治療法として選んだのはホモトキシコロジー(ドイツの自然療法)です。

 

 ホモトキシコロジーについてはヤーパンヘールのHP(http://homepage3.nifty.com/japan-heel/index.html)に詳しく書いてありますが、簡単に言うと、

 病気は有害な物質ホモトキシンの体内への蓄積が原因で引き起こされると考える。

 体の防御機能や免疫が強ければホモトキシンを排除出来るが、それが弱っている場合は身体に様々な不具合(病気)が生じる。

 この弱った防御機能や自然治癒力を助け、活性化させる抗ホモトキシン薬を与えれば病気は治る、

 という理論に基づく治療です。

 

 ホメオパシーよりも簡単に使えて効果も科学的に実証されているというので、実は手術を受ける前にホメオパシーをされている先生に診てもらっていたのです。

 薬はドイツからの個人輸入でヤーパンヘール社さんを通して手に入れました。

 ハト吉には癌プロトコールの注射を週に2回することにしました。

 それから大学で治験中の植物由来で抗癌作用が期待できるルペリオールという薬も皮下注射で使いました。手術部位にも注射するように言われましたが、油性の薬剤で太い針を使わないといけなくて、顔に注射するのは暴れて嫌がるのであきらめました。

 後は免疫を高めるサプリメントとしてD-フラクションを毎日飲ませました。

 

 不安もありましたが

 きっと治る!そのために頑張ろう!!

 と希望も持っていました。

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 ハト吉、まだ顔が腫れています。ニヒルな笑顔( ´艸`)プププ

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2012年4月10日 (火)

危機そして決断

  手術後、徐々に落ち着いて元気になると思っていたハト吉の容体が急変しました。

 これがその後の治療方針を決める大きな出来事となりました。

 1月17日23:00頃、少し呼吸が荒いのが気になりましたがハト吉はいつものように私のベッドの上で寝始めました。

 1月18日午前2:00、ハト吉がベッドから降りる気配で目を覚ますと床の上でウンチをもらして倒れていました。慌てて病院へ行き、酸素ボックスに入れました。ゼーゼーとあえぐような呼吸ですが意識はあるようでした。

 前日のお昼は寝る前に毛布をチューチュー吸ってご機嫌な様子だったのに・・・

 

 なぜ?

 

 私もハト吉の急変に半ばパニックになっていました。

 朝まで不安な気持ちで様子を見守っていると呼吸も少しは落ち着いたようでした。

 17日は自分で缶詰を食べたのに・・・誤嚥したのか、体力が落ちて何か感染症を起こしたのか、抗癌剤の影響なのか・・・はっきりした原因が分らないのでどう治療したらいいか頭がグルグルする感じでした。

 一旦は少しよくなった呼吸も9時過ぎにはまた悪化し、レントゲンを撮ることも難しそうな状態に・・・。

 手術後なので逆流性食道炎、誤嚥性肺炎そして感染症の可能性を考えて治療を始めました。

 ハト吉にはタガメットという胃酸の分泌を抑える薬剤が合わないのか点滴後激しく涎を流して呼吸がさらに苦しそうになり一時は「もうダメかも(p_q*)」と思いました。

 でも、外から声をかけると返事をし、気力も目力もある(目に力がある時はまだ大丈夫な事が多い気がします)ようなので「頑張れ、頑張れ!」と励ましました。

 夕方になってもよくならず正直泣きたい気持ちでした。

 その夜は病院に泊まりました。

夜中にニャーニャー鳴く声が聞こえたのでケージを見るとハト吉は少し元気になっているようでした。点滴も自分で噛んで外していました。

 

 

 とりあえず危機を脱した・・・とホッとしました。

 1月19日。朝はケージの扉を開けると甘えて頭突きをしてきたり、ニャーニャー鳴きながらウロウロし、ご飯をあげるとそれもペロリと食べてくれました。

 良かったと安心したのも束の間、食後直ぐまたぐったりし、呼吸も荒くなりました。

 

 

 食べると状態が悪化するのでやっぱり誤嚥してるのか・・・。

 

 とにかく原因は分らないけれど治って欲しいと必死でした。

 夜遅く、少しは元気になりましたが昨夜のような気力は感じられず心配で何度も声をかけて励ましました。

 

 1月20日。朝は少し動きが良くなりケージから出たがる様子も見られました。でも、生気が明らかに昨日より下がっている感じ。

 そして、缶詰を食べたらまた呼吸が悪化するの繰り返しでした。

 この日は病院が午前中のみの日でした。

 昼前に見るとまだ息をする度にゼロゼロいう状態でしたが、

 

 もうこれが最期かもしれない・・・。

 

 そう思ったので思い切って家に連れて帰ることにしました。

 家までは来るまで数分ですが酸欠で苦しんだらと思うと気が気ではありませんでした。

 

 部屋でキャリーから出すとハト吉は直ぐに爪とぎをしました。

 呼吸に変化がないかしばらく見ていましたが酸欠で苦しむ様子もなく、本人はいたってご機嫌なように見えました。

 いつものようにコタツに入ったので私も一緒に横になると私の手のひらに頭を預けてガーガーとすごい鼾をかきながら2時間熟睡!

 泥のように眠るといいますが、この時のハト吉はまさにその状態で少しくらい手を動かしても全く起きる気配もありませんでした。

 

 そして、起きたら奇跡が!!

 

 呼吸も少し楽になり、動きもよくなり、何より体に生気がみなぎっている感じshine

 缶詰を食べても苦しくなる事もなく何とか危機を脱したと本当にホッとしました。

 

 

 

 

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 (起きてから日光浴中のハト吉。まだ点滴の針も入ってます)

 

 長く不安な3日間でした。

 

 この時ハト吉が助かったことは奇跡だと思いました。

 手術、抗癌剤、その他の治療薬、全てがハト吉から生きる力を奪った気がしました。

 治療しなければ命が縮むかもしれない不安よりも治療によってハト吉が苦しんで亡くなることの方がずっとずっと悲しいと思いました。

 それで、私は西洋医学的な治療をやめ、免疫を上げるための自然療法をしながらハト吉を最期まで家で楽しく過ごさせようと決めたのです。

 

2012年4月 5日 (木)

術後の経過(1/14~1/17)

 翌14日。

 

 夜中は鼻呼吸できず苦しそうだったけど朝は少し楽になったよう。

 鼻から抗癌剤の入った緑色の液体が出てきて、それをなめるので心配でした。

 鼻が気になるのかしきりに手で鼻をこすっていました。

 温熱療法の効果を高めるために手術部位に抗癌剤とエタノールを混合して注射していたのですが、後日知り合いの先生に聞いた所、どうやらエタノールを入れると炎症を起こしかなり痛みが出るらしいのです。

 14日、15日は食欲がなかったので家で点滴をしました。

 

 血管にチューブを入れてだったのでハト吉をコタツに入れ(ケージに入れるとすごく暴れるので)、動かないようにすっと見ているのがなかなか大変でしたsweat01

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(コタツに閉じ込められているので警戒中のハト吉)

 手術後は痛みをとるために鎮痛剤を2種類使っていました。

 15日夕方からヒルズのa/d缶を少しだけ食べてくれるようになったのでこのまま回復するかなと安心しました

 

 16日の朝には皮下気腫も引いてきて、缶詰も大さじ3杯くらいは食べてくれるようになりました。

 緑色に変色して痛々しかった鼻も腫れが引いて呼吸も楽そうになってきたのですが、この日は1日コタツに入ってじっとしているのが気になりました。

 

 肉球や鼻が白っぽいので貧血かも、と思い血液検査をする事にしました。

 

 

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 そして17日。

 昨日よりも元気がないので血液検査をしましたがPCV29%と思ったほどひどい貧血ではなくてホッとしました。

 a/d缶も自分で食べてくれたし、この時は日にち薬で徐々によくなると思っていたのです。

 

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2012年4月 1日 (日)

術後の経過(1/13)

 手術時は血圧も下がり、一時はダメかと思ったハト吉ですが麻酔が覚めてからはすっかり元気を取り戻したようでした。

 1泊して翌朝帰る予定だったのですが、少しでも早く家に連れて帰りたかったので先生と相談の上、最終の列車で帰る事にしました。

 バタバタと退院準備をして20:35の列車に乗りました。

 ずっと我慢していたようでキャリーの中でおしっこをしてしまったので、乗車前にペットシーツを変えて家路につきました。

 手術後にもかかわらず車中でやっぱりハト吉は2時間鳴き続けでした。

 帰宅してキャリーを開けるといつものように「モ~ン、モ~ン」と鳴いてご飯を催促。

 しっかりご飯も食べてくれたのでホッと一安心したのもつかの間、

 ハト吉を見ると何だか上半身がむくんでいるような・・・?

 触るとプチプチと空気が潰れるような音と触感が!!

 

 皮下気腫(皮下組織に呼吸した空気がどこかから漏れている状態)を起こしているのです!!

 皮下だけでなく胸の中で空気漏れが起こると死んでしまうかもしれないのですぐに先生に電話して状態を告げました。

 以前にもワンちゃんで気管チューブを入れる際に気管を傷つけたのか同じようになった子がいるらしく、3日くらいで良くなったとの事。

 チューブは学生さんが入れたので運悪く傷つけてしまったのか・・・。

 今回の手術はとにかく予想外のアクシデントの連続でした。

 とにかくその夜は「もしも」に備えて一睡もできませんでした。

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2012年3月19日 (月)

癌の治療

 1月13日は始発の列車で鳥取に向かいました。
 ハト吉はやっぱりキャリーの中で鳴き続けました。敷いてある毛布を噛みちぎったりするので人目を忍んで少しドアを開けなでてやったりしながらの2時間でした(^-^;

 大学到着は8:30。
 9:00少し前にO先生が来られたので診察してもらいました。

 先生「だいぶ大きくなってるね。このままだと食べられなくなるし痛みも出てくるだろうから取  れるだけ取って、その後局所の抗がん剤と温熱療法で残った癌細胞をたたくのがいいと思う。」
 私 「抗がん剤は副作用が心配なんで出来れば使いたくないんですけど・・・。」
 先生「局所投与だと全身には影響ないから副作用も今までほとんどないし、すぐにご飯も 食べる子が多いよ。温熱だけよりも効果が高いと思う。」
 私 「今は食欲もあって元気なんであまり負担にならない方がいいです」
 先生「今までやってきた例では翌日から普通にご飯も食べるから負担はあまりないと思うよ。」
 私 「それならお願いします。どれくらいの間隔で治療が必要ですか?」
 先生「最初は1週間間隔で4回、次に2週間間隔で2回、その後は月に1回で4回。これで6カ月は延命出来る。口腔内扁平上皮癌で6カ月もったらすごいよ。」

 6か月。
 たった6カ月・・・。

 頭では治療と治療結果の事が理解出来ているのに、心では「そんなの短すぎる」とショックでした。

 その時、私は「口腔内腫瘍で取りきれない場合の予後が悪い事は分かっていたけど、治療する側からされる側に立場が変わるだけでこんなにも「6カ月」に対する印象が違うんだ」と漠然と感じていました。

 6カ月 から 6カ月しか への変化。

 きっとハト吉が癌にならなかったら気付かなかったことでしょう。

 ハト吉の治療は再度CTを撮り腫瘍がどの程度拡がっているかを確認することから始めます。
 手術は超音波吸引器(腫瘍を超音波で液状化して吸引除去する機械。出血も少なく安全な処置が出来る)で出来る限り腫瘍を吸い取り、その後、抗がん剤を周囲に注射して鼻腔内の腫瘍や取り残した腫瘍細胞を高い熱をかけてやっつけるという段取りになりました。

 予定では午前中に始められるはずでしたが、急な診察が入ったため午後からの処置となってしまいました。
 ハト吉を入院ケージに預け、手術までの時間をつぶさなければなりません。
 何を見ても何をしていても考えるのはハト吉の事ばかり。

 「どうか手術がうまく行きますように。そして癌が全部取り切れますように。」

 祈るのはただそれだけです。
 藁にもすがる思い・・・そんな気持ちになったのは人生で初めてでした。

 午後1時、検査開始。
 麻酔をかけた所、急に血圧が下がりました。昇圧剤を入れ血圧を維持しながらCT撮影。
 結果、腫瘍が右目の裏まで入り、右だけではなく左の鼻腔にも拡がっている事が分かりました。
 おそらく取り切れないので温熱で鼻腔内の腫瘍をしっかりたたかなければなりません。

 検査後すぐに手術の段取りでしたが、診察がまた入り長引いているらしくなかなか先生が来ないので正直イライラしました。
 血圧が下がっているので麻酔時間を極力減らしたいのに・・・。

 結局30分くらい待って手術開始。

 ここでまた超音波吸引器が動かないというトラブル。
 とりあえず通常の方法で手術を進めましたが私はもう泣きたいような気持でした。
 器械を調整しているとやっと動き始めたのでそこからは腫瘍を順調に吸引し、手術自体は30分程で終わりました。

 次は温熱療法です。
 抗がん剤を鼻腔内と周辺の組織に注射し、癌細胞は死ぬけれど正常細胞は大丈夫な45℃以上の熱をかけていきます。
 大体48℃くらいになるように30分くらいかけて組織を温めました。

 処置が終わったのは午後3時半くらい。
 2時間半も麻酔がかかっていたためハト吉の負担は大きかったようで麻酔を切っても血圧は上がらず心拍数も80と下がっていました。
 自力で呼吸もしていないため人工呼吸をしながら麻酔が覚めるのを待ちました。
 今まで麻酔でこんなに弱った事はなかったので「このまま死んでしまったらどうしよう」という不安で胸が張り裂けそうでした。
 手を握り、心の中で一生懸命「ハト吉頑張れ、頑張れ」と呼びかけました。
 その思いが通じたのか徐々に自発呼吸が戻り、通常より時間はかかりましたが順調に麻酔から目覚めてくれました。

 入院ケージに戻されたハト吉はしばらくふらふらしていましたがそのうち元気な声で鳴き始めました。
 担当の学生さんがケージの前に座り様子を見ていてくれたので「ありがとう」と声をかけると「かわいい子ですね」と言ってくれたのが本当に嬉しかったです。

 私がいると出たがって暴れるのでハト吉のことはお任せして少し外を歩きました。
 雪が積もっていますがさわやかな青空が広がっていたのを覚えています。

 無事終わってよかった。

 心からホッとしました。

 

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2012年3月13日 (火)

癌の経過②

 年末に大学で診察を受けてから手術までの経過を簡単に記録しておきます。

 年末年始は妹夫婦も帰省し、私も31日に主人の実家に顔を出した後は一日中実家でハト吉と過ごしていました。
 
 ハト吉には当時次のような治療をしていました。

 ☆ ピロキシカム(非ステロイド系消炎鎮痛剤で抗癌作用もある) 1日おき1回
 
 ☆ フコダイン(こんぶから取れる抗癌作用があるとされる物質) 1日1回1包

 ☆ 抗生物質

 これらは大学病院からの処方でした。

 さらに口腔内の腫瘍に効果が高いというので「ミサトール(梅抽出物)」というサプリメントを1日に半包飲ませていました。

 
 大変だったのはフコダインとミサトールでした。
 
 フコダインは粉状の物ですが缶詰に混ぜると変な粘り(昆布のぬめりのよう)が出て食いしん坊のハト吉でもなかなか食べてくれませんでした。

 ミサトールトロリとした液状のサプリメントでなめてみるとしょっぱくてやや酸っぱい味で飲ますのに一苦労でした。缶詰に混ぜても残すので、少し薄めてシリンジで直接口に入れましたが大人しいハト吉でも嫌がるので飲ませるのが大変でした。
 そして、1月3日に薄めずに飲ませた事が原因(としか思えないのです)で夕方から呼吸がおかしくなり、翌朝未明に呼吸困難で緊急事態になってしまいました。
 
 当時は腫瘍が急激に大きくなったのかと慌てたのですが前日まで元気に食べていたのでおそらく粘っこいサプリメントが気管に入り炎症を起こしたのではないかと思うのです。

 3日は苦しそうなハト吉を見ながら一日泣いて過ごしました。

 誤嚥性肺炎も疑いましたが症状は気管から来ている感じだったので酸素吸入なしにステロイドを投与して様子を見た所、2日ほどで回復しました。

 その後はミサトールをやめ、3種類の薬で経過を見ていましたが腫瘍は少しずつ大きくなり、1月10日頃には右目の下がぷくっと腫れていました。
 口の中は歯肉の一部に潰瘍があり、今までより少し食欲が落ちてきた感じでした。

 このままでは食べられなくなるかもしれないので再度O先生に相談しました。O先生曰く、

 「たとえ取りきれなくても減容積(手術で腫瘍を出来るだけ取って小さくすること)した方が痛みも減るし、術後に温熱療法をすれば腫瘍を抑える事ができる可能性がある」

 この言葉に望みをかけてハト吉の手術を決心し、1月13日に手術を受けることとなりました。

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 手術前日ホットカーペットのカバーにもぐって寛ぐハト吉heart04


 

12月大学病院での検査

 大学病院での検査治療については少し専門的な内容になるので簡単に結果を書きたいと思います。
 
 腫瘍外科専門のO先生診察の結果、腫瘍に間違いないだろうということで術前の検査を行いました。
 血液検査、胸部レントゲン検査、心臓の超音波検査(心雑音があるため)そして腫瘍の分布を見るためのCT検査です。
 
 ★血液検査では白血球の増加がみられましたが他は特に問題なしでした。
 
 ★レントゲン検査では左房(左の心房)拡大がありますが肺は問題なしでした。
 
 ★超音波検査ではやはり左房拡大がありました。さらに左室を2つに分けるように乳頭筋という筋肉のヒダが下から伸びていて、その部分で血液の流れが乱れているとの事でした。
 
 ★CT検査では右上顎の腫瘤に血管がたくさん入り込んでいるので腫瘍に間違いないだろう。さらに右の鼻腔にも腫瘍が拡がっていて左の鼻腔にも少し入っているようだ。そして、上口蓋の骨が溶けてきていて、右の内耳にも液体が溜まっているということが分りました。

 
 CTの画像を見ながら私は涙を止めることができませんでした。 
 ハト吉の腫瘍は手術をしても取りきれず完治は望めないと分ったからです。

 予定ではこの後、腫瘍を出来る限り手術で取り除き、取り残した場合は温熱療法(熱により癌細胞を死滅させる方法)と局所の抗癌剤治療をする事になっていました。
 ところが、年末で診察が大変立て込んでいてO先生が直ぐに手術に入れないため一旦麻酔をきって午後から手術を始めるしかないというのです。
 
 私は家に電話をかけ母と妹に結果を説明しました。
 2人共手術には反対で、取りきれないのなら痛い思いをさせずに家で余生を過ごさせたいという考えでした。
 私も悩んではいたのですが、「治らないのなら手術は痛い思いをするだけだ。これからは免疫を上げて癌を抑える方法で治療しよう」と気持ちを切り替え、その旨を伝えました。

 ハト吉は順調に麻酔から覚醒し、1時間もするとすっかり元気になっていました。 
 午後の列車で家に連れて帰るとご飯をモリモリ食べ、大量のオシッコをしてベットの上でのんびりと寛いでいました。

 そんな姿を見ながら「西洋医学以外の方法で絶対にハト吉を長生きさせるんだ」と強く心に誓ったのでした。

 

癌の経過①

 10月に処置をしてから少し落ち着いていたハト吉の口の異常、11月の初めにまた少し痛みが出てきたのでNSAIDs(非ステロイド系鎮痛剤)を投与した所、痛みもなく状態が安定していました。
 
 11月22日に抜歯した所の歯肉がまた腫れてきて、口唇にも腫れが広がったので抗生物質(ジスロマック)を投与しました。すっきりと治らない事から不安に思いながらも抗生物質と鎮痛剤を投与して経過を見ました。
 今考えると、この時点ですでに「癌」との確信がありながら、真実を知るのが怖くて病気と向き合うことから逃げていたのだと思われます。

 12月に入って抜歯創に柔らかい肉芽組織が出来ていたので無麻酔で細胞を擦り取って漸く細胞診(細胞を顕微鏡で見て腫瘍の種類や悪性度を判定する検査)という検査を行いました。結果は「粘液乳頭腫」という良性の腫瘍で、放っておいても問題ないとの事でした。
 最悪の結果を覚悟していたので正直「よかった~」とほっとしました。

 でも、それからも症状は少しずつ広がっていき上口蓋にもただれたような所が出てきました。
 年末が近づくにつれ不安が増してきたので鳥取大学動物医療センターのO先生に相談したところ「多分悪性の腫瘍だろうから検査と処置を早くした方がいい」と言われ、12月27日に急遽ハト吉を鳥大に連れて行きました。

 鳥取までは列車で2時間の距離ですがハト吉は車中でずーっと鳴きっぱなし。

 朝6時の始発に乗ったため乗客が少なかったのが救いでしたが、敷物を齧ってボロボロにしキャリーのドアをガリガリ引っかき大変な騒ぎでした。着く頃にはもう双方ヘトヘト。     小さな子供さんを連れて公共の乗り物に乗るお母さんの苦労が身に染みて分りました。

 動物にとって移動はかなりのストレスですが、小さい頃からキャリーでの移動に慣れさせておけばいざという時にお互い楽だったと思います。
 普段からキャリーは部屋に出しておいて安心できる寝場所になっていれば良かったです。

 それから、例え癌でも早期発見で完治するものも多いですし、完治しなくても進行を少しでも抑える方法はいろいろとあります。愛猫を守るために、まずはきちんと「診断」する事が大切だと思います。

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